息子が年長に進級すると同時に我が家のラン活が始まった。
いや実際にはもう少し前から、妻はチラシなどを収集していたようだが。
4月中旬、近くの手作りのランドセルで知られている小さい工房に見学に夫婦で出かけた。
オーダーメイドランドセルということで、注文を受けてからひとつずつ手作りをするとのこと。
色の組み合わせは自由。
店内には見本のランドセルが壁の右サイドと左サイドにたくさん並んでいる。
入って右サイドは赤・朱色・水色・紫・ピンク、そして何色というのか、赤系の仲間たちが並んでいる。
左サイドは黒や紺など、つまり左が女の子向けということだろう。
最近のランドセル事情を知らなかった僕は、ユニクロのフリース売り場を連想した。
子どもがピンク好きということを伝えると、
「最近は赤のランドセルをオーダーする男の子もまれにいますよ」と。
ピンクは?
「それはうちでは前例ないですね」
そうですよね。
この時点ではピンクを回避する方法はないか、うまいこといいくるめて他の色にしてもらおうぐらいに軽く考えていた。
「ありがとうございました。今度子ども連れてまた来ます」
と言って工房をあとにした。
その後行かなかったけど・・・
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