支援級見学その4

小学校入学にあたり引っ越し前提で息子に合う支援級を見つけるために個別に見学を申し込んだ我々は4校目W小に向かった。

人口も増えている地域で大きめの小学校。支援級も4クラス編成とマンモスだ。我々夫婦はだいぶ見学に慣れてきていた。まっすぐ受付に向かい支援級見学の旨を伝えた。事務の方は忙しそうに「えっ、聞いてませんけど」という対応。M小学校の歓迎ムードとは真逆だった。

でも担当のU先生は感じもよく、授業も工夫されていて楽しそうだった。20名近くいるので合同での体育はかなりの迫力。これなら支援級にありがちな少人数の特別な集団ではなく、普通のクラスのような感覚で通えそうだと感じた。

悪くはない、ないが気持ちはM小に傾いていたので比べるとどうしてもマイナス面に目が行く?

対応してくれたU先生ともう一人の男性の先生はいい先生だと思うのだが、他の先生が少し心配だった。体育のあとクラスに分かれて国語の授業だった。支援級の場合個別に課題に取り組む時間が長くなるのだが、知能クラスの低学年の先生がイライラした感じなのだ。この学校では支援級の在籍児童が急激に増えており、クラスの数も増えているとのこと。きっと前年まで通常級を担当していたのだろう。望まぬ配置転換で渋々支援級を受け持っている先生もいるのではないか。

そして急な児童数増加で学校全体が落ち着きを欠いている感じを受ける。支援級の子達は全員教室にいるのに、廊下をわめきながら走って通り過ぎろ子がいた。それを追いかける通常級の先生。大変そうだ。今この瞬間この子と先生のクラスはどうなっているのだろう?

見学を申し込んだ学校はあと一校。M小学校と線路を挟んで反対側にあるUしょうがっこうだ。M小を超える何かがあるだろうか。

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