自閉症の息子が前向きに通える支援級を探して引っ越し前提の学校見学もこれで一区切り。第一候補のM小とは線路を挟んで反対側のU小学校の見学へと向かった。
教頭先生が対応してくれたが、この日はイベントがあって忙しそうだった。そのイベントは支援校と通常級の子どもたちとの交流授業。支援校の児童を招く日だったのだ。こういうこともやっているんだな。ただ見たところ招待されているのはひとり?これは交流なのか。少し疑問に思った。
さて支援級。ここは3クラスに分かれていて、行ったときは分かれて授業をやっていた。高学年の情緒クラスを担当している女性の先生がおもに対応してくれたが、子どもに対して常に安定した接し方をしてくれていて安心できそうだなという印象を持った。
低学年の情緒クラスは優しそうな男の先生。実はこのクラスには今息子が通っている療育園の卒園生が2人入っていた。もちろん先生はそんなことはご存知ないと思うが、卒園生の2人AくんとSちゃんにやっだワークをお客様(つまり我々)に見せてあげようと言ってくれ、2人とコミュニケーションを取ることができた。
この日は夏休み前の授業日で、一学期にやったワークに紐を通してまとめるという作業をやっていたのだが、この男の先生はひとつひとつの動作を動画にしていて見せながら、まずここまでやってみよう、と小さいステップに分けて取り組ませていた。支援級でもICTを使った授業はいくつかで見ることはできたが効果的だなと初めて思った。
この男の先生只者ではない。息子を預けたいと思ったが、ひとつ気になる情報が。それはこの先生U小学校に来て5年経っているということだった。入学したものの先生が異動でもういないとなったらショックすぎる。
というわけで、予定していた支援級見学を終え結論を出すときがやってきた。
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