ラン活5-ランリュック

妻がランリュックという選択肢を見つけてきた。

息子は低緊張で体幹が弱く、転びやすい。

療育園でも年中まではひじ掛けつきの椅子を使っていた。

姿勢を保つのが苦手なのだ。

家でもトランポリンやバランスボールで遊ばせ、少しずつ改善はできてきたと思う。

それでも小学校に上がり、毎日徒歩での通学を考えると、少しでも軽いランドセルをというのも選択の上で大切なポイントだ。

「週末に春日部のイオンモールでランリュックの展示会があるんだけど・・・休める?」
と妻から。

僕の仕事は平日休みで、土日も出勤なのだ。

午前中の仕事はどうしても外せないため、半休にして職場から駆けつけることにした。

ところが・・・

その日、一人若手のスタッフが出勤したものの熱があり帰したこともあり、ギリギリの時間まで会社にいてくれないかと言われた。

ちなみに僕の職場は池袋。

ギリギリの時間? 何時だ?

日曜日は大宮で個別療育があるので、春日部を出なくてはいけない時間が決まっている。
そこから逆算。

乗換案内の出番だ。僕はスマホを取り出して、最遅の乗車時刻を調べた。

12時半までに会社を出れば大丈夫ということがわかった。

池袋から山手線で西日暮里、そこで乗り換えて東武線で春日部というルートだ。

本当に便利な世の中だ。遅延等や運休がない限り、思った通りの行動ができる。

・・・僕は見落としていた。

その移動ルート、東武日光行の特急を使うものであるということを。

というわけで、結婚前に妻と日光に行った時以来のスペーシアに乗り、春日部へ!!

春日部駅からタクシーに飛び乗りいざイオンモールへ。破格の交通費をかけて春日部イオンに到着(笑)

妻と子とフォローで来てくれていた義母と合流したが、展示と言ってもそれほど広いスペースではなく、すでに見せてもらい背負わせてもらっていたようで、改めて全員揃ってリュックスペースへ。

ところがピンクは展示がなく、布地の見本があるだけで、近い色で薄紫のリュックがあった。

息子はそれもピンクの仲間と思っているらしく素直に背負っていた。

重さは1キロを下回る。

背負わせてもらったが確かに軽い。

これならと思ったが注文はウェブからできるので申込みはせずそのまま大宮の個別療育に移動した。

正直薄紫なら男の子が背負うのもありかなとも思い、これでラン活終了でいいかな、と思っていた。

親として正統派のピンク?を背負って周りからいじめられたりしまいか、という不安がどうしてもあるのだ。

紫なら大丈夫。根拠はないけど。息子もピンクと思ってるなら問題なし。

ちなみに最近は赤のランドセルやランリュックを選ぶ男の子は割といるのだそうだ。

親がカープファンなのかなー。

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